Hevighmental Myth


それはただ一人のための死後世界。
It's an own world for the death we must get.

ヘイメン神話は自己精神分析、芸術療法から生まれた創作神話であり一つの宗教です。

免責

本創作では宗教的解釈を述べたものがありますが、勧誘を目的とした創作物ではないとともに、作り手以外による信仰を禁ずる排他的な教義を持ちます。
またサイトのTopにも記載した通り、この創作に対する絵や文章、考察等の二次創作的行為は宗教観念を捻じ曲げるものとなるため禁止とさせていただきます。

気むずかしい創作の一つとして見ていただければ幸いです。

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概要

外側から内側へ、潜在し続ける世界

人が思考の中で世界を作り、キャラクターとも呼ばれる命に時間や行動を作る「創作」――それは本当に思考の中だけの幻に過ぎないのだろうか?
数値的、視覚的質量の持たないものは実在しない、とは誰が言い切れただろうか。様々な啓示や予言を行う神や霊と呼ばれる者たちは、信仰という衣に身を包む者の「心の目」に対してのみ、その姿を映し続けている。


そして一人の人間である自分が今ここで物を見て考えて生きることさえも、誰かの思考の中で動く世界の中のものにすぎないかもしれない。
それは命や個人などという大層なものではなく、「作り手」にとっては単なるエキストラ――創作の中で一度も描かれることのない、世の中の仕組みを維持するためのシステムの一端に過ぎないかもしれない。

そんな小さな存在でも、考える力は与えられている。自分は誰か一人の思考の中の世界に生まれ、その中で自分もまた思考によって世界を作る――そんな「内側」を作っては入っていく連鎖が永久に続けられてきたとしたら?

これがヘイメン神話における創世論であり、ここに示すヘイメンの世界は、その幾許もの分岐のうちの一つに座する終点だ。


心理的過程

生きることを目的に作られた生命に於いて、死を望むことは必ずと言ってもいいほどその身と競合する。その境遇をどのように通過するかは人それぞれだ。
生を選ぶ者、死を選んだ者、そして選び損ねて屍のように生き延びてしまった者。

最後の者であった私は相反する生と死の間にさまよい、そしてその間に得た、これからも得るであろう苦痛の全てを死後に感じることがないよう、嫌いな人間と二度と同じ地を踏むことがないよう、大きな拒絶の意を以て一つの死後の世界を作ることを決意した。
そうして死後の世界に想いを馳せることで現実逃避という武器を手にした私は生き延びることを選択し、死後の世界を作りそこに大きな希望を見出すことで死への欲望を解決しようとした。

この世界を作ることによって私は救われ、この世界を作り世界に報い切るまでは死ねないという、私にとっての「生きる意味」となるのは必然であった。

存在たち

”「それ」が現れたから私はそれをえがいたのか、私がえがいたから「それ」は現れたのか、私は未だに思い出せないでいる。”

ケロイド Keloid

創造にも破壊にも働く動力の根源「情動」の化身。
頭部を破壊して膨張する塊は物質化した情動であり、頭部を失うことは理性で制御不可能なことを示す。背中から伸びる翼のような構造体はカイマによって授けられた鎮座の翼で、カイマが現れる以前は創作者の心理領域を破壊し頭部や裂けた背中から湧き続ける情動の塊を撒き散らしていた。
これによりケロイドのみしか存在しなかった頃の精神領域は非常にヒステリックでありながら、同時に新しい世界が圧倒的質量をもって心の中に現れる瞬間でもあった。

現在は情動の塊が成形されて作られたヘイメンの地殻の奥底に鎮座し、ゆっくりとその地殻を生み出し続けている。

カイマ Kaima

「知識欲」の総体。
「情動」に対する「知性」であり、「混沌」に対する「構造」の象徴。

カレイド Kaleido

たとえ悪夢を恐れていたとしてもカレイドを殺し夢を無くすことはできない。夢とは精神活動の産物であり、精神とは脳の一部であり、脳とは人の全てだからである。故にカレイドは手の届かない高い宙を舞い、見上げれば自ずと見えるであろう腹部や翼の内側にその夢入りの空間を湛えた絶対者である。

ハイン Khain

汚れた袖と手首のない腕は運命を変えようと苦心した証拠とそれでも変えられなかったという事実を表し、そこから「諦観」を表す。

あらゆる物事の結末とは最初から決まっており、それと同時にそこに至るまでの経緯も最初から決まっている。どんな経緯と結末でさえも一本の糸で、他の分岐はあり得ない。それ故、過去の行いを「ああすればよかった」と惜しむことは、最も無駄な行為なのである。

パイロ Pyro

ティフォーナム Timphoenum

サステナ Susatiner

フルームケージュ Flewmcage

フルーム Flewm

ネアトラム Naeirterm

ラック Lack

レリック Relic

レガシー Legathy

その他用語

T.I.M.E. - The Immortal Mate's Echo

発端は自己精神分析と芸術療法。
現在はヘイメン神話の派生作品であり、過ぎゆく時間の中で次々と生まれるもの、消えていくもの、忘れ去られるものを明確にするために描かれた物。微ネガティブなので注意。